1日の業務

設計

設計(機械設計)とは、お客様の課題解決を目指して機械や設備を考え、形にしていく仕事です。品質、コスト、安全、環境等、様々な側面から考えなければならないので、多種多様な知識が求められます。

また、製造を行ってもらうために製作図の作成も行います。実際に物を作る人が分かりやすい・見やすいと感じる図面をかくことが重要となります。

8:00

始業

上司から構想設計図と説明を受ける。構想内容を確認し、どういったものを作っていくのか、情報共有を行う。

9:00

3Dモデル製作

3DCADソフトを利用して、3Dモデルを製作する。実際の製作を意識しながら、無理のない構造になるように気を付ける。

10:00

製作したモデルの確認

客先へ3Dモデルを展開し、ニーズに合っているか確認してもらう。修正依頼がなければ製作図作成へ、あれば3Dモデルを修正する。

11:00

製作図作成

CADソフトを利用して製作図を描いていく。製作する人が見て分かりやすい図面となるように、寸法・公差等を記載する。

12:00

休憩・昼食

13:00

製作図作成の続き

14:00

出図

製造・調達へ製作してもらうために必要な図面や購入する部品のリストを作成。一式揃えて製造・調達へ提出。

15:00

また別の案件の構想確認→モデル製作へ

17:00

終業

事務(工場事務)

事務職とひと言でいっても、仕事内容は企業によって様々です。今回は事務職(工場事務)社員の1日を紹介します。工場事務とは、主に営業担当が引き受けた仕事のサポート(注文書や見積書、請求書等各書類の処理や問い合わせの電話応対等)を行います。今回は入社後半年の新入社員の1日を紹介します。

8:00

始業

メールやWeb上で注文書や請求書が届いてないか等を確認し、後の業務で使えるよう準備する。

9:45

データ入力・保存対応

Webでダウンロードした注文書を印刷・Excelシートに入力し、原紙は担当者へ展開。

引き受けた案件の内容・金額・納期等が分かるように管理する。電子データで送られてきたものは特定のディレクトリに保存、紙のものはファイリングして管理する。

11:00

請求書作成

メール・web上で届いた明細書を基に、請求書を作成。書類に不備がないかしっかりと確認する。加えて、Excelシートに請求月や請求内容をまとめる。

12:00

休憩・昼食

13:00

経理へ書類展開

作成・データ入力した各種書類を経理担当へ展開。

14:00

納品書のデータ入力

月末にその月の請求をまとめて確認するためにこまめに行う。

15:00

検品

購入した部品や材料が、注文通りに入っているかチェックする。品名、型式、数量、担当者等を確認し、テープに記載して貼り付け、台車に置いて管理する。

17:00

終業

製造

設計から図面を貰って実際に物を作っていく部門です。様々な工程を経て製造を行います。
主に以下の工程がありますが、図面ごとに行う工程は変わります。

材料切断

図面を見て鋼材の規格・⾧さを確認し、切断する。切断にはシャーリングやメタルソー切断機を用いる。

機械加工

面粗度(表面の凸凹の程度を数値化したもの)や穴位置等に精度が求められるものはフライス盤で加工を行う。

溶接

切断した材料同士を熱で溶かしてくっつける。作業中は強い光を放ち、溶接部は高温になるため、安全には十分に注意して作業する。

組立

前工程が終わりパーツが揃い次第、3Dモデルや図面を見ながら組立を行う。組み終わったら試運転と調整を繰り返す。